2006年03月の記事

2006年03月の記事一覧です。
いかにして問題をとくか

装丁がやや古いことにお気付きかも知れません。その通り、この書籍は初版が昭和29年(1954年)、つまり50年以上前の発行です。現在発行されているのが第11版ですが、言い回しが古くさい程度で、現在でもまったく問題なく通用します。

さて、内容はタイトルの通りです。いかにして問題を解くか。著者が数学者なので取り上げられている問題は数学ですが、もっと広範な問題に対して適用可能な、かなり汎用的な問題の解き方を教授してくれます。

中でも有用なのが、表紙裏に掲示されている通称「リスト」。問題を解くためのチェックリストが、問題を解く段階ごとに列挙されており、これがこの書籍の価値を高めています。リストの内容は、実際に本書を手に取って確かめてみて下さい。

取り上げられている数学は、高校数学を学んでいれば問題なく理解できる程度の難易度ですので、数学が不得手な学生さんに特にお勧めしたい一冊です。文庫本サイズでボリュームもそれほど多くありません。一気に読み終えることができますが、繰り返し読み返すほど味が出ることと思います。

日本時間の今日19時頃から、北アフリカ〜中東で皆既日食が観測されます。その映像をライブで配信してくれるのがLIVE! ECLIPSE 2006です。ライブを閲覧するには、Windows Media Player, Macromedia Flash Player, Apple QuickTime Playerのいずれかが必要ですので、必要に応じて上記サイトを参考に設定してみて下さい。

微妙に忙しい時間ですが、作業の手をふと止めて、宇宙の神秘に浸ってみるのも一興かと思います。

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Free Software Free Society

FSFのAssociate Membershipに登録したのは既報の通りですが、昨日、FSFからブータブルCDになっている会員証、リチャード・ストールマン[W](RMS)の書籍『Free Software Free Society』、機関誌『FSF Bulletin』が届きました。

届いたばかりなので未読ですが、GNUの教祖(!)RMSのエッセイが掲載されています。また、イントロダクションはクリエイティブ・コモンズ[W]で著名なローレンス・レッシグ[W]教授によるものです。かなり読み応えがありそうですが、目次に目を通してみると既視感が...

と、ここまで書いて、ふと一冊の書籍を思い出しました。RMSによる『フリーソフトウェアと自由な社会』です。目次を確認してみると... まったく同じじゃないですか! この訳書の原著だったようです。GNUやFSFに興味のある方は、この訳書を読んでみて下さい。

大学時代のサークルの友人と毎月一度、「美酒会」なる集まりを開催しています。近況報告などを肴に盛り上がるのですが、集まりの名が「美酒会」でことであることからもお分かりのように、メインは何と言っても美味しい酒です。

今回は幡ヶ谷にあるくろ黒亭で開催しましたが、開始時刻が20時からだったのです。かなり早めに幡ヶ谷に到着していたので、前々から目を付けていたCafe Dubois (カフェ・デュボワ)へ行ってみることに。独り0次会の開催です。

ほんのり薄暗い店内には、年季の入ったインテリアが配置されています。次も飲み会なのでベルギービール(サン・フイヤン・トリプル[G])とフリッツ(いわゆるポテトフライ)だけ注文して、本を読みながら時間を潰します。19時を過ぎたあたりから次第に混み始め、出る頃には満員になっていたので人気の店なのでしょう。店の雰囲気もよく、かなり気に入りました。

本命のくろ黒亭では、皆で鹿児島の料理を食べながら芋焼酎を飲み、オーナー自ら色々と説明して下さる中、この店の目玉である薩摩黒豚[G]のしゃぶしゃぶを頂きました。この店では豚本来の味を味わうため、そばつゆがしゃぶしゃぶのたれなのですが、いや、何度食べても旨い! 焼酎も旨いし、言うことなしです。

という具合に、満足した週末を過ごしたのでありました。

GNU Emacs[W]GCC[W]などの優れたGNUプロダクトを世に送り出し続けているFSF(Free Software Foundation)。お世話にならない日はないほどお世話になっておりますが、先日、Associate Membershipに登録しました。

年会費$120を支払えば、どなたでも会員になれます。この会費が巡り巡って優れたGNUプロダクトとして還元されるのであれば、惜しいことはありません。会員特典は... 米国人なら税金が安くなるようですが、日本人の私には転送アドレスぐらいしかありません。

しかしそんなことは些細なことです。OpenBSDやSETI@homeなどの非営利プロジェクトが資金不足に陥っている今(記事その1その2)、エンドユーザとしてできることをしていこうと考えている今日この頃であります。

昨晩、四ツ谷の紀尾井ホールにて開催された「早川りさことN響メンバーの愉快な素敵な仲間達」を聴いてきました。Hrの早川さんとPerc x1, Cb x5 + コカリナ x1という前代未聞とも言えるアンサンブルです。

ぶっちゃけてしまうとコントラバスがお目当てだったのですが、いやはやこれがまた、素晴しいアンサンブルでありました。早川さんとCbの池松さんのアンサンブルはCDやコンサートを聴いていたのですが、これにパーカッション(主にマリンバ)とコカリナが加わることで、新しいハーモニーが生まれていました。

それにしても、池松さんの日本最後のコンサートでの最後の演奏が八木節[G]ってのは... いや、素晴しい演奏でしたよ。

03/18発売の4月号をもってC MAGAZINEが休刊になりました。幾度となくお世話になった雑誌だけに、休刊(事実上の廃刊)はとても残念です。

さて、本号。表紙には赤の太字で「最終号ボリューム増」と書かれていますが、もともと物理的に薄い雑誌なので、あまりボリュームが増えた感じはしません。

4月号という時期的なものもあるのでしょうが、特集はいずれも入門記事です。特集1の「図解 OS・アプリのしくと開発」では、『不思議の国のアリス』っぽいキャラたちが説明してくれていますが、ちょっと物足りない感じ。第2特集の「無料でそろえる開発環境」ではGCC[W](Cygwin[W]), 統合開発環境Eclipse[W], VS 2005 Expressが紹介されています。いずれも導入済み/経験済みなので、目新しさはイマイチ。

第3特集の「Symbian OSの世界」ではSymbian OS[G]の概要からM1000[G]でのアプリ開発までが解説されています。個人的に注目しているデバイスですので、この特集記事だけは◎。もちっと濃くてもよかったですが、紙面の都合もあるのでしょう。

個人的にちょっと期待外れだったのが、「P.J.Plauger日米プログラミング対談」。対談記事になってない〜。ちょっと泣けました。まあ、「プログラミング千夜一夜」は2本掲載されていたのでよしとします。他の連載記事も、いつも通りに読み応えがあります。

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学生の頃から利用しているHappy Hacking Keyboard(HHK)シリーズの最新型が発表されました。このHHK Professional 2は、機能的にはHHK ProfessionalにUSB 2.0ポートを追加しただけのようです。手元にUSBハブがあると確かに便利ではありますが、ちょっと微妙。

今回もキートップに何も印字されていない無刻印モデルがありますが、今使っているHHK Professionalの無刻印から乗り換えるメリットはイマイチ感じられません。キーごとに押下圧を変えるぐらいの変更があれば、もちっと積極的に買い替えを検討したのですが...

肝心の価格ですが、実売\25,000程度。プログラミングで給料を稼いでいる以上、よいツールに金を掛けるのは当然ですので、この価格を高いとは思いません。以下、HHKのサイトから引用;

アメリカ西部のカウボーイたちは、馬が死ぬと馬はそこに残していくが、どんなに砂漠を歩こうとも、鞍は自分で担いで往く。馬は消耗品であり、鞍は自分の体に馴染んだインタフェースだからだ。
いまやパソコンは消耗品であり、キーボードは大切な、生涯使えるインタフェースであることを忘れてはいけない。
[東京大学 和田英一 名誉教授]

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本日、積ん読の山がさらに大きく育ちます。Amazonで注文した下記の書籍が届く予定です;

  1. Write Great Code Vol.1
  2. 関数プログラミング
  3. プログラマの数学
  4. いかにして問題を解くか

1.はよりよいコードを書くため、2.は知見を広めるため、3.と4.は問題解決力を高めるため、それぞれ購入しました。2.が奇異に見えるかも知れませんが、来週末に発売予定の『入門Haskell』のための布石であります。

それにしてもショックなのが、未読のままだった『Head First Java』の第2版が来週末にリリースって... Tiger(Java SE 5.0)に対応するようですが、当面は購入の予定なしです。

先日、ちょっと気になることがあったので、まずはWikipediaへポインタを。

  • 疑似科学[W]
  • メディア・リテラシー[W]

この項目からリンクされている記事を読むだけでお腹いっぱいになります。メディアで盛んに喧伝される事象に、何とエセ科学の氾濫していることよ。

せっかくのネタなのでもう一つ。少年犯罪の増加、凶悪化が昨今のメディアでは言われていますが、実際はどうなのか。Googleで少年犯罪[G]を検索してみると...

当然、ウェブもメディアの一つです。これらの情報を鵜呑みにせず取捨選択するのもリテラシーであることもお忘れなく。

O'Reilly編でも書きましたが、私、積ん読マニアです。現在、積ん読状態になっていた書籍を発掘し、数冊の書籍を並行して読み進めていますが、いずれもPearsonなのでちょっとばかしリストアップしてみます;

  1. Accelerated C++
  2. C++再考
  3. 珠玉のプログラミング
  4. オブジェクト指向のこころ

1.はC++の入門書なのですが、一風変わっています。他の入門書のように文法を順に羅列していくのではなく、より実用的なプログラミングを組みながら理解を深めていくというアプローチが採用されています。

2.は1.と同じ著者によるC++中級者向けの書籍です。なぜC++なのか、よりよいC++プログラムを書くためにはどうすればよいか、といったことが長年の経験に裏打ちされた言葉によって記されています。もともとはOOP専門誌のコラムとのことで、非常に読み進めやすいです。

3.は今更ながら読んでいるのですが、結構古い本です。データ構造にふさわしいアルゴリズムを書く勉強になります。4.は最近出ました。実は未読です。デザインパターンの勉強になるっぽいです。しっかり読んだら改めてレビューします。

1.と2.は訳者が同じ小林健一郎さんなのですが、実は3.も同じ方でした。偶然って本当にあるものなのですね。

枯れ木も山の賑わいということで、ネタのない日は日記をつけることにしました。雑文で恐縮ですが、おつきあい頂ければ幸いです。

いつもマナーモードにしていて携帯の着信に気付かないことが多々ある不肖鎌ヶ迫ですが、この日もそうでした。11日の土曜の朝、目覚めて携帯を見てみると着信アリ。携帯メールも届いています。確認してみると、どうやら社内ネットワークが死んでしまった模様。

先日の引越のタイミングで、G/WをOpenBlocks266からOpenMicroServerにリプレースしたのですが、それ以来、どうもネットワークの調子が悪くて困ります。外部からはSSHで接続もできないので、休日出勤して対応することになりました。

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Yoshida Kamagasako, Inc.

躍進する(株)吉田鎌ヶ迫は、2006/03/01、三崎町の事務所を移転しました。移転先は3件隣りのビル、呼称は三崎町オフィスのままです。新しい住所については、後ほど弊社ウェブサイトにてお知らせいたしますので、今しばらくお待ち下さいませ。

さて、新しいオフィスのロケーションは以前とほとんど変わりませんが、フロアの広さが「倍率ドンさらに倍」状態になりました。社員数が倍になってもきっと大丈夫です :-) 物理的にかなりゆったりとした雰囲気の中で作業しております。

作業環境の改善にも心を配る、(株)吉田鎌ヶ迫をこれからもどうぞよろしくお願いします。