2005年09月の記事

2005年09月の記事一覧です。

という具合に、『プログラマ考』というタイトルで色々と書いてみました。他にもまだ書きたいことはありますが、まだテキストに落とせるほど整理できておりません。ひとまずこれで一区切りとしたいと思います。

コメント等ございましたら、どうぞ遠慮なくお寄せ下さいませ。

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さて、これまでの8回の連載で、世のプログラマが置かれている状況がお分かり頂けたと思います。では、この状況を改善するためにはどうすればよいか、考察してみます。

個人的に諸悪の根源と考えているのは、組織におけるプログラマのキャリアパスが適切に設定されていないことです。プログラマは、開発の最前線でゴリゴリとプログラムを実装してこそ存在価値があります。しかしながらどういう訳か、キャリアを積んで昇進することと、管理側になる(現場から離れる)ことがイコールになっていることが非常に多いです。なぜ、昇進すると現場から離れなければならないのでしょう?

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ようやく「時間、金、人」の最後、「人」です。その5では「人=能力」としましたが、ちょっと路線を変更したいと思います。

CGIでお馴染のプログラミング言語Perl[W]の産みの親であるLarry Wall氏は、著書『Programming Perl』の中でこのように書いています;

We will encourage you to develop the three great virtues of a programmer: Laziness, Impatience, and Hubris.

プログラマの三大美徳は「無精、短気、傲慢」だと言うのです。これまた字面だけで理解しようとすると誤解を招きそうですが、その中身を見てみれば納得できることと思います。

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次に「時間、金、人」の「金」についてです。ここでは、「金≒報酬≒評価」として、プログラマの評価について扱おうと思います。

技術が売りの弊社においては有り得ない話ですが、一般に、IT系組織におけるプログラマの評価は低いです。これにはいくつかの要因があります。

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まずは「時間、金、人」の最初の「時間」についてです。

システム開発に着手する場合、どの程度の機能をいつまでに実現する、というスケジュールが設定されます。あらゆるリソースは有限なのですから、当然のことです。

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ここまで駆け足でしたが、プログラマの仕事について書いてきました。内容はおそらく想定の範囲内だったことと思いますが、ここからがこの『プログラマ考』の本題になります。

本シリーズの初回、『プログラマ考 その1』にて以下のように書きました;

しかしながら、現実のプログラマという職業は、外から想像しているほど華やかではありません。その実体は、結構悲惨なものです。

しかし、その2からその4まで読まれても、そのような印象は受けなかったと思います。なぜなら、そこに「時間と金と人」という非常に重要な要素を含めなかったからです。かなり乱暴ですが、「時間→スケジュール、金→評価、人→能力」としておきます。次回から、これらの要素を交えつつ考察してみたいと思います。